色彩検定公式テキスト【色彩検定】
色彩検定で筆者が使用した書籍最後の紹介です。
筆者の経験上、資格試験では試験範囲こそ指定されることはあっても、公式テキストが作られていることはあまりありませんでした。
自分の気に入った民間の参考書を読み理解を深めていくことがほとんどでした。
ですが、この資格は公式テキストというものが存在します。
当たり前と言えば当たり前ですが、これさえ網羅しておけば1次試験は完璧です。
(2次試験まで網羅しているとは言いがたいところが悩ましいです。)
逆に、問題集などで8割くらい取れるようになってくると気づきますが、本当に網羅していないとつまづきますので、何度も読み返すといいと思います。
カテゴリ
色彩検定で問われるカテゴリは大きく分けて13カテゴリあります。
- 色彩と文化:色彩の歴史
- 色彩調和論:理論
- 光と色:人間の色の感じ方(物理)
- 色の表示:表色系(色を表示する際の取り決め)
- 色彩の実務:色の測定
- 色彩心理:人間の色の感じ方(心理)
- 配色イメージ:配色によって感じるイメージ10タイプ
- ビジュアル:コーポレートアイデンティティなどへの色の使用について
- ファッション:ファッションにおける色の使用、歴史、製造手法、繊維
- プロダクト:製品における色の用途、効果
- インテリア:インテリアにおける色の用途、効果
- 環境:景観や安全性を踏まえた環境における色の用途、効果
- ユニバーサルデザイン:視認性を踏まえた多様なユーザ向けの色の用途
元々、色彩検定がファッション面を重視していることもあり、ファッション分野のボリュームは多めですが、歴史から始まり各分野での実際の用途まで幅広く問われる試験となっております。
歴史や理論に関しては実務では、実際に用いることは少ないかもしれませんが、歴史を理解しているということは、色を使用する際に深みのある色の選択や使用した色の効果の説明などにおいて根拠のある説明が可能となります。
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